《明日につながる人作り》クリエイター協会「IAC」が始動 「これがいい」と選べる場 手が込んだモノ・コト伝える
手が込んだモノ・コトを丁寧に伝える場を作り、審美眼を育む――服や家具、生活雑貨などのクリエイターによる協会「インターナショナル・アソシエーションズ・オブ・クリエイターズ」(IAC)が発足した。目指すのは、消費者が「これでいいや」という意識ではなく、「これがいい」と自信を持って選択できるようになるための価値基準を作る活動だ。
(友森克樹)
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■学生限定で販売会
最初の活動は6月6~8日、東京・千駄ヶ谷で行う。著名なドメスティックブランドが学生のためだけに特別に製作した商品の受注・販売会「ザ・コープ」だ。学生が様々な生活シーンで着用でき、ワードローブの基本となる良質な服や雑貨を値頃な価格で提供する。10人のクリエイターに協力を依頼し、彼らが自身のブランドで提供している商品と同等の質ながら、1~2割抑えた価格で販売する。来場・購入できるのは、年齢は問わないが学生に限定する。
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