注目のSDGs活動レポート(宇佐美浩子)

2022/02/22 06:00 更新


近年のキーワードの一つ「SDGs」。全17の目標から成るこの取り組みは、実に多岐にわたる。

そうした活動を地道に継続している企業の一つ「内野」。また新たに取り組みを開始したアパレルブランド「ルーニィ」。それぞれの思いを探ってみた。

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<内野×岩手ホスピスの会>

素材のみならず製品開発に対する飽くなき情熱に、国内外からの注目が年々高まる『世界の品質ブランド:UCHINO  』。 

その背景には、バスタイムから快眠まで、あらゆる世代のおうち時間を、美しく健やかに彩るライフスタイルアイテムの濃度にある。

そして14年目を迎える「SDGs」活動が、がん患者を支援する盛岡市市民団体「岩手ホスピスの会」との取り組みだ。そのきっかけは、2009年に放送されたテレビ番組にさかのぼる。

活動内容に感銘を受けた同社が、即座に局へ問い合わせをし、まずはタオルの寄贈からスタートしたのだという。やがて「患者さんの心に、より一層届く活動ができれば」という想いが募り、心地よい肌触りのタオル/ガーゼ帽子を、13年に共同開発。製造販売した売上げの5%を支援金として、岩手ホスピスの会に寄付を開始した。


一方、岩手ホスピスの会では患者さんの気持ちを和らげたく、「タオル帽子の制作&お届け」のボランティア活動にも注力。この心温まるプロジェクトが途絶えぬよう、ここ5年ほど地元の高校で、「フェイスタオル1枚から完成するタオル帽子」の講習会も開催していると聞く。

ちなみに昨年度(20年12月~21年12月)は1241個のタオル帽子と、タオルを寄贈。また全国27か所に点在する、がん診療連携拠点病院にボランティア活動での作製品と寄贈品、計1350個を寄贈したというデータを入手した。

<ルーニィ×PBP>

伸びやかでしなやか。知的でポジティブ。「自分らしさ」を知っている女性に向け、上質で洗練されたスタイルを提案するブランド「ルーニィ」。

昨年40周年を迎え、新たな一歩を踏み出した今年。「HUG YOU」をテーマに、取り組みを開始したSDGsプロジェクトがある。それはPBP (Peace by Peace Cotton Project) という、基金付きインド産オーガニックコットン製品を販売し、持続可能な循環型社会を実現するという試みへの参加だ。

この基金は、現地でのオーガニックコットン栽培や研究開発、こどもたちの就学、奨学支援のサポーター的役割を担っている。

「無理なく、自然に生活に取り込め、継続することが最重要です」

とは、プレス担当の野口さん。

全17の目標から構成されるSDGsにおいて

①貧困をなくす

⑤ ジェンダー平等

⑫ つくる責任・つかう責任

⑮ 陸の豊かさも守ろう

に該当するのではないかとのこと。

そうした思いと連動するフォトプリントのTシャツには、PBPプロジェクトに参加したアシャオーガニックコットンを使用。未来の地球環境保全に向け、着る人、売る人、作る人が手をつなぎ歩んでいくことを願って。

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宇佐美浩子

東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中



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