「夢」を分かつ銀幕の世界《ドリーム・ボーイズ編》(宇佐美浩子)

2020/12/25 06:00 更新


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「『夢』を分かつ銀幕の世界」をメインテーマに、前編の「ドリーム・ガールズ」に続き、後編の「ドリーム・ボーイズ」で、いよいよ2020年のフィナーレを飾る12月の「CINEMATIC JOURNEY」。

まずはファンのみならず世の驚きを隠せなかった、この夏の「三浦春馬さん他界」という衝撃的ニュース。たくさんの夢を様々なカタチで表現していきた彼ならではの主演作、『天外者』の話題から。

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それでは早速、嬉しいお知らせを二つ!

☑大ヒット上映中の本編に加え、12月25日(金)から開始の「エンドロール後3分」もお見逃しなく。

というのもインタビューや未公開メイキング映像を再編集した「特別編」メイキング映像という、夢のようなおまけつき!

☑「初日に完売!」と噂のグッズも12月29日より再販がスタート。

初回はクリアファイル人気の高さがピカイチだったそうなので、お急ぎのほど。


さて、既にご覧になっている方も多々おいでかと思われる本作。

主人公の五代友厚は天保6年12月26日(1836年2月12日)、幕末の薩摩藩(現、鹿児島)生まれ。ということもあり、タイトルの「天外者(てんがらもん)」とは鹿児島弁で、「凄まじい才能の持ち主」という意味だそう。

なぜなら彼は薩摩藩士からスタートし、明治政府官僚、そして実業家として、大阪経済発展に貢献し、日本の近代化の礎を築いた重要な人物でもあったから。

そんな彼と志を共にする阪本龍馬(三浦翔平)、岩崎弥太郎(西川貴教)が加わり、物語は情熱にあふれる展開に…

なお本作は史実を基にしたフィクションとのこと。

最後に、

❝時代を超え、志は未来に生き続ける❞

というコピーが、主演の三浦春馬さん自身と重なり、いつまでも心に響きわたる。


『天外者』

全国大ヒット公開中

©2020映画「五代友厚」製作委員会



「『夢』を分かつ銀幕の世界」をメインテーマに、「ドリーム・ボーイズ」を副題に巡る、2020年最後の「CINEMATIC JOURNEY」。ゴールに到着する前に、少しばかり「夢」に続く寄り道を。


2021年2月23日まで、東京国立近代美術館の企画展ギャラリー(1階)で開催中の「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」は、私たちにとって必要不可欠な「眠り」を、多彩なアートを通じ、時に思考し、癒され、かつまた「起きながら」夢見るひと時を味わえそう。

展示空間内で目にするカーテンを想起する布や、布のようなグラフィックや、また「夢かうつつか」風イメージの文字デザインなども、作品と共に楽しんでみては。


2020年最後の「CINEMATIC JOURNEY」。

ゴールはひと月前の11月25日、天井へと旅立ったサッカー界のレジェンド、マラドーナ本人の協力を得て、500時間に及ぶ貴重な映像と共に完成したリアルな彼が浮かび上がる、ファン待望の作品『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』で、「『夢』を分かつ銀幕の世界」≪ドリーム・ボーイズ編≫を飾りたく。


新型コロナウィルスの影響で、今夏から来春2021年4月2日(金)に公開延期となっていたのですが、急遽前倒しの公開となった本作。それはもちろん、SNS上での熱き要望(「早く見たい」「上映早まらないかな」「早く公開してくれ」など)を受けてのことだそう。

さて仮に筆者同様、サッカーのみならず、マラドーナに関する知識が乏しくても、情熱と才能、そしてあふれる夢に向けて歩み続けるアルゼンチンのサッカー少年が、やがて世界的スーパースターとなり、と同時に思わぬ渦中の人物と化す、波乱万丈な60年の生涯と向き合うことになる。

監督はこれまでにアイルトン・セナやエイミー・ワインハウスに関する本作同様の作品を手掛けてきたアシフ・カパディアが、製作総指揮兼務で完成。

ここで嬉しいニュースを一つ!

1月30日(土)~31日(日)の「かなっくホール」、2月1日(月)~5日(金)の「シネマ・ジャック&ベティ」で開催される『ヨコハマ・フットボール映画祭2021』

そのオープニングを飾る作品として、本作が特別上映されることに!こちらも併せて要チェックのほど。


『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』

2021年2月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン他全国公開

© 2019 Scudetto Pictures Limited Ⓖ



それでは2021年もひきつづきバーチャルな映画の旅「CINEMATIC JOURNEY」をご一緒に!

Thank you and see you again soon!!!

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うさみ・ひろこ 東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中

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