ジーユーは8日、シューズの新ライン「ジーユーシューズラボ」を立ち上げた。質・機能・ファッション性をアップデートしていく定番的シューズ群を、新ロゴを付けて全国の店舗で展開する。東京・原宿のスタイルスタジオには発信拠点として特設コーナーを設け、3D足サイズ測定機を置いて来店客の足のデータを収集する。
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新ラインは、マシュマロパンプスなどの定番的シューズで、客の声や取得データに基づきながら、履き心地・機能・デザインを改善していく。トレンドのシューズとは切り分けてブランディングする。
19年秋冬はパンプス、スニーカー、ドレスシューズなど全29型を出す。マシュマロパンプスは撥水(はっすい)、抗菌防臭機能を追加。メンズではアクティブスマートシューズとして長時間履き続けられるドレスシューズを展開する。価格は1490~2990円。「品質・機能・ファッション性と、低価格で出せる物作りで知恵と工夫を追求していく」(熊井均生産部)とする。
販売は全国のジーユー店舗、ECサイト。各店舗では新ラインをトレンド物と陳列を分け、新ラインの浸透を目指す。原宿スタイルスタジオの特設コーナーでは来店客の足測定を行い、要望を聞き取って今後の商品改善につなげる。
今後はシューズのほか、「服、インナー、キッズラインで、顧客からの声やデータを生かし、品質・快適・おしゃれさを追求した商品を展開していく」(土上洋佑グローバル商品部グッズチームリーダー)。
同社はシューズで、履き心地とファッション性を両立した商品を開発してきた。18年秋に出したレディスの快適機能シューズ、マシュマロパンプスは、約1年で約170万足を売り上げるヒットとなっている。
