海島綿を使ったニットは色バリエーションも豊富
メンズニットのジム（東京）は、オリジナルブランド「GIM」プレミアムラインの24年春夏物で、高級原料に絞り込んだ商品開発を強化している。市場の二極化が加速するなか、同ラインでコロナ下に大人向け高級セレクトショップや地方のインポートブランド専門店などの新規卸先を開拓してきた。卸先のインポート店などでは、今春夏のプロパー消化率も高いペースで推移している。
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来春夏は海島綿100%の横編み天じくの14や18ゲージの長袖クルーネック（税抜き3万2000円）で12色を出す。そのほか、ボーダー柄や半袖クルーネック、ポロシャツも揃える。海島綿の遺伝子がルーツの「アメリカンシーアイランドコットン」を使った横編みのモックネック（長袖・半袖）やクルーネック（長袖・半袖）、半袖スキッパーポロシャツなども提案する。長袖クルーネックで2万5000円。
海島綿はカリブ海の西インド諸島原産で〝繊維の宝石〟と呼ばれる高級綿。西印度諸島海島綿協会が管理するトレーサビリティ―（履歴管理）も特徴だ。
「アイスリネン」シリーズでリネン100%の強撚糸の横編みのクルーネックやカーディガンも出す。リネンと綿の交撚糸による片あぜ編みのラグランクルーネックや半袖スキッパーポロシャツ、オーガニックの超長綿とリネンを複合した鹿の子ワイドポロシャツなどもある。
