大阪愛をテーマにした数々の特別商品
デイトナ・インターナショナルは、「フリークスストア」天王寺ミオ店をオープンした。近隣施設からの移転だが、フリークスストアが大阪に初出店したのが天王寺エリアであること、今年がそれから10周年に当たることから、「大阪愛」をテーマにした特別商品やキャンペーンを積極的に盛り込んだ。ほかにもルクア大阪でウィメンズ店を増床オープンしており、22日にはららぽーと和泉に新店を開設する。
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天王寺ミオ店は約240平方メートルあり、中央部分で目玉となる大阪愛に沿った商品を販売している。大阪発でおもしろ駄菓子を手掛けるジャック製菓と協業したキーホルダーやどんぶりなどのグッズをはじめ、関西圏のアーティスト、三重野龍氏による「大阪愛」ロゴデザインをのせたTシャツやキャップ、アーティストのしんご氏による人形などがある。
これらは主に、スタッフのアイデアを元に、全国の行政や企業、アーティストと取り組むことでプロダクトなどを実現する「フリークスビレッジ」（FV）で具体化したもの。23年11月にスタートし、ECや期間限定店で販売しているが、今回は天王寺店で初めてFVを戦略的に打ち出した。「店としてファッションニーズを満たすだけでなく、FVによる違う角度からの提案も成熟した消費には効果的」と考え、新規客の開拓も狙う。
ららぽーと和泉の新店を含めると、フリークスストアの関西地区の店舗数は計8店（アウトレットの三井アウトレットパーク滋賀竜王店を除く）。この8店で、会員登録すれば無料で参加できるおみくじキャンペーンを実施するほか、天王寺ミオ店では購入すれば景品の当たる抽選会も行う。今後は、関西では神戸や京都へも出店したい考えだ。
