子供服のファミリアは、食、教育、医療のコンテンツも備えた神戸元町本店の移転、オープンに先駆け、5日、岡崎忠彦社長が会見を開いた。同店は8日にオープンする。年間来店数は40万人、売り上げ10億円を見込む。
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――新店で何をめざす。
店に来ることでしか体験できない感動を作りたい。今思うのは、デジタル以上にアナログに力を注ぐべきだということ。新店では、「子供の可能性をクリエイトする」という理念の下、芸術を含めた学びの機会やイベントを提供する。特に、その後の生涯に影響を与えるといわれる、妊娠中から2歳までの1000日に焦点を当てたサービスに力を入れる。そうしたコンテンツをいかに発信していけるのかがキーになる。
――これからのリアル店舗の役割は。
店舗がコミュニティーを作ると考える。新店は空間に余裕を持たせ、半分をパブリックスペースのようにした。現代美術家の名和晃平氏と取り組んだ入り口の大階段は、赤ちゃんからの成長の過程を表している。階段ではカフェで買ったお茶も飲める。
――歴史ある旧本店を移した。
50年以上あの場所で続いてきた店舗の移転は、会社としても大きなチャレンジだった。歴史をとるか、未来をとるかのターニングポイントだったが、子供の可能性を作る場として挑戦し続けるため、未来を取る選択をした。
