クロスプラスの新入社員研修「カレー屋対決」が面白い。チームに分かれて2日間にわたって文字通りカレーを作る取り組みだ。同期とのつながり形成に加え、原価意識の醸成やブランディングなど社会で必要な様々なことを学ぶ場となっている。
(森田雄也)
学びを体験型で
カレー屋対決は23年入社の新入社員研修から始めた。従来の研修は幹部や先輩社員が講義するのが主流だったが、「研修が身に着いていなかったり、響いていないケースが見られた」(同社)。体験型にする中で学んでもらう方が記憶に定着しやすいなどメリットが大きいと考えて、社内検討を重ねて開始した。