ビームスと牛乳石鹸 「銭湯のススメ」第4弾は都営バスも参加

2024/02/06 17:00 更新


ビームスが牛乳石鹸と都営バスと組んで銭湯文化を盛り上げるイベントを企画した

 ビームスは牛乳石鹼共進社との協業で銭湯の楽しみ方を発信するプロジェクト「銭湯のススメ」の第4弾を2月6日にスタートした。今回は都営バスを運行する東京都交通局も加わり、イベントのラッピングバスも運行する。

 牛乳石鹸が販売先の銭湯を応援するために、ビームスの中でも日本の様々なカルチャーを発信するレーベル、ビームスジャパンと組んで行うプロジェクトで、19年、21年、23年にも実施した。今回は都営バス100周年を盛り上げるために東京都交通局も参加した。

東京都交通局はイベント期間中ラッピングバスを走らせる

 「銭湯のススメ2024~都営バスでめぐる編」では3月22日までの期間中、都内441の銭湯でスタンプラリーを行うほか、都営バスの限定デザイン一日乗車券も発売する。イラストレーターの田渕周平さん描き下ろしのイラストを使った手ぬぐいや湯おけ、サウナハットなどの銭湯グッズをビームスジャパンの店舗などで販売する。イラストをあしらったラッピングバスも渋谷~新橋間で走行する。

イラストレーターの田渕周平さんの描いた牛と都営バスのマスコットをあしらったグッズも販売する

 牛乳石鹸の宮崎悌二社長は「23年の大阪のイベントでは6割の銭湯がお客様が増えたと回答した」とビームスとの協業の成果を語る。ビームスクリエイティブの池内光社長は「物販以外にカルチャーを発信する企業としてファッション以外の分野も含めて様々なコトやヒトを紹介し、新たなつながりを作っていきたい」と協業の狙いを語る。

「イベントを機に若い世代にも銭湯を利用してほしい」と宮崎牛乳石鹸共進社社長(左)、石田眞東京都公衆浴場業生活衛生同業組合理事長(中央)、池内ビームスクリエイティブ社長(右)


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