アダストリアはBtoB事業(企業間取引)を拡大する。イトーヨーカ堂と協業したライフスタイルブランド「ファウンドグッド」では商品の企画から生産、供給、マーケティング、売り場プロデュース、接客研修まで一貫で行う。自主アパレルから撤退するヨーカ堂は、ファウンドグッドの導入をテコに30~40代の新規客を獲得し、食品との買い回りを増やす考えだ。
(柏木均之)
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アダストリアは中期経営計画の成長戦略の一つとして、他の小売業の課題解決やプロデュース事業を手掛けている。イズミの衣料品売り場向けに、22年9月から「シュカ」を始めた。