素材・製造・商社

蝶理とSTX 25年春夏合同展は酷暑対策を充実 相乗効果で盛況

2024/06/20

 蝶理と子会社のSTXは合同で25年春夏に向けたOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)展「ファッションエキスポ」を開催、多くの来場者でにぎわった。昨年から半年に1回のペースで開き、今回が3回目。「合繊の蝶...

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WWFジャパンがGOTSと工場ツアー 小規模事業者のグループ認証を訴求

2024/06/19

 小規模事業者が国際基準の認証を取得できるチャンスが広がりそうだ。オーガニック繊維を使った繊維製品の加工に対する世界基準のGOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)は昨年、「管理型サプライチェーンスキーム」(C...



《アジア化繊産業の現在地⑦》台湾㊦ 50年までに排出ゼロへ

2024/06/19

 繊維to繊維リサイクルの社会実装に向けた課題の一つが、ポリエステル・綿混の処理だ。紡織産業総合研究所が検討する分離技術は、常温処理で3時間以内に完了、綿はセルロースパウダーにして分離できる。ポリエステルは95%以...



チクマ、全事業で新しい取り組み 古着回収リサイクルを拡大

2024/06/18

 繊維専門商社のチクマ(大阪市)は、ユニフォーム事業を中心に全事業部門で新たな取り組みを推進して成長を目指す。同社が強みとする環境事業は、「事業連携の依頼が多数舞い込んでいる」(堀松渉社長)状況。同社グループ独自で...



《アジア化繊産業の現在地⑥》台湾㊥ 繊維to繊維の課題克服へ

2024/06/14

 台湾の特別講演は、紡織産業総合研究所がサステイナブル関連の取り組みや素材開発について報告した。【関連記事】《アジア化繊産業の現在地⑤》台湾㊤ 化繊生産、2年で4割減 環境保護局の調査では、台湾繊維産業の19年のC...



イタリアの有力タンナー2社が展示商談会 来日セールスを強化 色艶に凝った新作を訴求

2024/06/14

 イタリアのタンナーの「ピオ・ドゥジーニ」と「イタルペル」は6月上旬、伊大使館貿易促進部の展示ルームで、昨年に続く2回目の展示商談会を開いた。ともに家族経営の有力タンナーで、特徴ある製品に理解のある取引先を開拓した...



《アジア化繊産業の現在地⑤》台湾㊤ 化繊生産、2年で4割減

2024/06/13

 台湾の化学繊維生産は、23年が119万9400トンで前年比21.7%減少した。21年の200万トンからわずか2年で4割減少するなど、韓国同様、落ち込みが著しい。輸出と並んで内需が縮小しており、生地サプライチェーン...



伊藤忠商事、KDDI、豊田自動織機など5社で物流新会社 リソースの共有・統合へ

2024/06/13

 伊藤忠商事、KDDI、豊田自動織機、三井不動産、三菱地所は、デジタルデータの共有・標準化や、共同輸配送などで物流を効率化する仕組み「フィジカルインターネット」の事業化を共同検討する覚書を結んだ。24年度中の新会社...



マテックス、多角経営で販路を広げて成長 雑貨や生地アップサイクル紙が好調

2024/06/12

 モリトグループで印刷主力のマテックス(神戸市)が、アパレル向け副資材に限らない様々な商品を扱う多角経営で成長している。けん引するのは、中国の生産背景を活用して供給するスリッパやかばんなどの雑貨類だ。印刷はオンデマ...



《アジア化繊産業の現在地④》韓国㊦ 高機能繊維の市場規模が倍に

2024/06/12

 高機能繊維に注力している韓国。特別講演で、韓国繊維開発研究院(大邱)が開発生産などの動向を報告した。同研究院は77年設立の繊維技術研修センターが前身で、産業技術革新促進法に基づいて設置された。産業の高付加価値化に...