第11回猛暑対策展 冷却ウェア需要でにぎわう より高い効果を競い合う

2025/08/05 06:28 更新会員限定NEW!


日本シグマックスの「メディエイドアイシングギアベスト2」。冷却ユニットとベストをセパレートして作業性を高めた

 連日の猛暑と、6月1日から職場の熱中症対策が法的義務となったことも背景に、企業がより効果的な熱中症対策を探している。このほど、東京で開かれた「第11回猛暑対策展」(日本能率協会主催)は多くの来場者でにぎわった。電動ファン付きウェアやペルチェデバイス付きウェアを中心に様々な冷却ウェアに注目が集まった。

(小堀真嗣)

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 対策商品の主流は引き続き、電動ファン付きウェアとペルチェデバイス付きウェアだ。様々なアパレルブランドとの協業の話題も絶えない「空調服」は発売から21年目を迎え、これまで1万社を超える企業が導入してきた。その実例を製品とともに展示した。「空調風神服」で知られるサンエスは、従来品より風量を60%高めたファンとペルチェによる冷却効果を組み合わせた「冷蔵服」の新商品(1万円台後半)を出した。

試着で効果を訴求

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