素材・製造・商社

近藤ニット 自社ブランドが売上構成100%に 台湾に子会社を設立、直営店も

2024/09/25

 近藤ニット(山梨)は、アパレル事業で成長している。祖業はOEM(相手先ブランドによる生産)主体のニッターだが、現在は自社ブランド「エヴァムエヴァ」の直営店と卸販売で全社売上高を構成。この間は直営店の刷新や新規出店...

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大阪プラスチック工業が天然原料のボタンを充実 貝や水牛、ナット製

2024/09/24

 大阪プラスチック工業(大阪市)が天然原料を用いたボタンの提案を強化している。プラスチック製品とは異なる高級感を求めるブランドからの引き合いや、環境配慮の風潮を追い風に貝や水牛、ナットなど「天然物の要望が強まってい...



ヤギ 25~26年秋冬向けから伊リサイクル高級獣毛中わたを販売 OEM・ODMの差別化に

2024/09/24

 ヤギは、イタリアの中わたメーカーのインボテックスによる、リサイクル高級獣毛やPLA(ポリ乳酸)などサステイナブル素材を使用した中わたの販売を、25~26年秋冬向けから本格化する。ヤギは「温暖化で、中わた製品の需要...



コンサイニーグループ、スパイバーと混紡糸を開発 日本初の総合展で披露

2024/09/20

 中国・寧波の毛紡績コンサイニーグループの日本法人コンサイニージャパンは、東京・原宿の「ウィズ原宿」で初の総合展示会「25~26年秋冬製品発表会」を開催した。コンサイニーグループは展示会に合わせて、人工たんぱく質「...



スタイレムコリアが好調 個人ブランド開拓に注力

2024/09/19

 スタイレム瀧定大阪の韓国法人スタイレムコリアが好調だ。16年の設立以前からスタイレム瀧定大阪が韓国に生地を輸出販売していた実績で韓国アパレルからの認知や信用があり、適時供給に応える豊富な在庫も支持されている。この...



GSIクレオス吉永社長が明かす「ソアロン」買収の狙い 安定生産し、世界で拡大

2024/09/18

 GSIクレオスが三菱ケミカルからトリアセテート繊維「ソアロン」事業を買収する。その狙いと成長戦略をGSIクレオスの吉永直明社長に聞いた。(高田淳史)【関連記事】《解説》三菱ケミカルが「ソアロン」事業譲渡 衣料繊維...



繊維リサイクルの仏カルビオス PETの酵素分解で社会実装を加速

2024/09/13

 繊維リサイクルスタートアップの仏カルビオスは、酵素を使ったポリエステル繊維や樹脂のケミカルリサイクル技術の社会実装へ取り組みを広げている。初の量産工場を26年に稼働させるのと並行し、欧州各地からのリサイクル原料調...



政変後のバングラデシュ生産  影響は一時的、中長期的には安定化か

2024/09/12

 政変後のバングラデシュは、中長期的に「悲観的ではない」。短期的にはアパレルをはじめ製品受注が減少する傾向にあるが、バングラデシュの今後に対する日本企業の見方は暗くない。(北川民夫)【関連記事】バングラデシュ、 工...



繊維専門商社のナカヒロ、制服の縫製品に力 リユースやレンタルも

2024/09/05

 ニッケグループの繊維専門商社で、ユニフォームを主力とするナカヒロ(大阪市)が、縫製品の提案に力を入れている。生地販売が主軸だが、縫製まで行い収益向上を目指す。ユニフォームのリユース、レンタルサービスの提供にも乗り...



STX 大阪で新・合同内見会を主催 綿糸の面白さを産地に伝える

2024/09/04

 大阪で糸を軸とした素材の合同内見会「イトマルシェ」が初めて開かれた。主催は繊維専門商社のSTX。クラボウなど綿紡績を中心に声をかけ、STXを含めた6社が参加した。(高田淳史)【関連記事】STXの有機綿「コンフィル...