コラム

《めてみみ》追い打ち

2023/01/11

 昨年末の中国の新型コロナウイルス大感染は、本当にすさまじかった。上海では1日100万人が感染したと言われ、記者の肌感覚では既感染者は8割を超えたように思う。 消費だけでなく生産も低迷した。各種工事も一時はストップ...

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《視点》世界へ打って出る小企業

2023/01/11

 ある地方の小さな素材製造業A社を取材した時のこと。注目の新しい原料を「うまく使いこなせそう」という話を聞いた。他の企業もその新原料を使おうとチャレンジしている話はよく聞くが、最終製品に必要な品質を実現するのは難し...



《めてみみ》折り返しを過ぎて

2023/01/10

 15年の国連総会で採択された「2030アジェンダ」の中核をなすSDGs(持続可能な開発目標)は、ゴールとして設定している30年まで残り7年。折り返し地点を過ぎ、後半戦に入った。 認知や学びの段階から、実践や成果を...



《視点》国際スポーツ大会

2023/01/10

 年を越すと少し前のことのように思えるが、昨年12月はサッカーワールドカップ・カタール大会で盛り上がった。 当初は日本代表の予選突破のテレビ中継などがなかったせいか、ワールドカップ商戦は盛り上がりに欠けていた。しか...



《めてみみ》テーラーリングの現在地

2023/01/06

 年明け早々に、23~24年秋冬メンズコレクションがスタートする。コロナ禍を経て本格的に再開した日常とともに、メンズファッションがどう変わっていくのか注目される。 伊・フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモ展も...



《みてみみ》元日くらい

2023/01/05

 丸井の多くの店舗が、正月三が日を休みとし4日から初売りした。三が日を休むのは88年以来、35年ぶりのこと。三が日までではないにしても、元日から2日まで休む店が増えた。働き方改革の良い面が広がっていると感じる。 以...



《視点》夢と憧れ

2023/01/05

 高島屋日本橋店の高島屋史料館TOKYOで「百貨店展」が開催されている。副題は「夢と憧れの建築史」。こぢんまりしたスペースだが、以前の百貨店の建物の写真を散りばめた大きな年表をメインに展示している。これを見ると明治...



《私のビジネス日記帳》アートで心を豊かに 中津徹

2023/01/04

 我が社は23年に創業40周年を迎えます。当初は街の小さなアメリカンカジュアル専門店から出発しましたが、SCの誕生で商店街の疲弊が進み、郊外店の出店を考えるようになりました。そして、設計士とアメリカ西海岸をリサーチ...



《めてみみ》よい事あるごとし

2023/01/04

 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ――鎌倉幕府3代将軍、源実朝が新年の箱根権現参りの帰りに詠んだとされる一首だ。昨年の大河ドラマで話題になった通り、激しい勢力争いの中で敵味方が入れ替わり続ける...



《視点》我慢したくない

2023/01/04

 「サステイナブル(持続可能な)の目的のために何かを我慢することはしたくない」と言うのは、アパレルメーカーやショップの在庫を編集してリセールする店「エディストリアルストア」のオーナーであり、スタイリストの小沢宏氏。...