コラム

《めてみみ》マニアの欲望

2023/08/28

 マニアの「欲しい」という欲望には際限がない。先日も有名ミュージシャンのライブチケットの転売に厳しく対処するとのニュースが話題になった。ファッション業界では、グローバルなスポーツブランドの協業や限定のスニーカーにプ...

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《めてみみ》商店街の未来

2023/08/25

 今夏、県庁所在地にある比較的大きな商店街を何カ所か訪れた。コロナ禍が落ち着き、行動制限が緩和されたため、どこも通行量自体は戻り始めているようだった。一方、空き店舗数や店の新陳代謝の進み具合には差があった。 A県の...



《視点》ブランドタグ

2023/08/25

 幼いころから収集癖がある。石や枝から始まって、プラモデル、CD。大人になってから集めている物の一つに、服に取り付けられているブランドタグがある。 部屋の整理をしている時にタグを見返すことがあった。なかには、服は着...



《めてみみ》商況は改善しているが

2023/08/24

 商況が大幅に改善している。本紙のファッションビルの月次商況調査によると、7月も全対象施設が前年超えで、伸び率も拡大した。百貨店を含め、コロナ禍前の売り上げを超える商業施設が増えている。新型コロナの感染法上の扱いが...



《視点》一箱の棚

2023/08/24

 静岡県の民営図書館が20年に始めた「一箱本棚オーナー制度」が広がっている。1区画の棚を有料で借り、棚のオーナーとして自由に自分の蔵書を並べるシステム。記者の住む愛知県にも少し前に民営図書館ができた。全国で増えたの...



《私のビジネス日記帳》国内フェアトレードの時代 生駒芳子

2023/08/23

 フェアトレードというと、途上国=遠い国の人々の経済自立を支援するためのものと思われているが、最近では日本国内にもあてはまる状況があると言われ始めている。 きっかけは、外国人技能実習生の労働状況の報道。低賃金労働、...



《めてみみ》いずれ我が身

2023/08/23

 奈良県三宅町の鈴木靴下は今夏、EC事業や自社ブランドの発信拠点となる新社屋を開設した。オープンに合わせ、著名映画監督の監修のもとで、プロモーション動画も作成した。米作り、米ぬか繊維の開発物語、製品ができるまでの工...



《めてみみ》店舗とECの関係

2023/08/22

 繊研新聞社の「22年度専門店ランキング調査」では、比較可能な78社合計の店舗数が22年度は2万562店。21年度比で120店、20年度比で600店、19年度比896店減った。 78社合計の売上高は22年度が4兆3...



《視点》どうするシーズンMD

2023/08/22

 市場では盆を過ぎる頃から初秋物を店頭に導入し始める。だが、まだまだ暑い夏が続いている。この暑さでは、店頭に秋物を並べても消費者の購買意欲は上がらない。 以前から気候では冬と春物の販売期間が短くなり、秋と特に夏のシ...



《めてみみ》地方同士の協業

2023/08/21

 地方百貨店同士の協業が広がっている。22年秋から丸広百貨店(埼玉県川越市)と藤崎(仙台)の間で始まった地元産品の期間限定店の相互出店。今秋からは天満屋(岡山)と丸広百貨店、福屋(広島)と丸広百貨店でも実施する。他...