コラム

《めてみみ》前向きな兆し

2022/10/27

 エネルギー価格や物価上昇など懸念材料が多いとはいえ、ファッション消費は回復しつつある。「コロナ禍前の水準に売り上げが戻ってきた」という商業施設がこの数カ月で増え、19年同期実績を上回る施設も出てきた。 日本ショッ...

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《視点》価格の変化

2022/10/27

 人件費や輸送費、原材料などのコストが上がり、製品価格や光熱費が上昇傾向にある。長らく低賃金とデフレに慣らされた取引先や消費者に値上げが受け入れられるのかと悩むも、背に腹は変えられぬと踏み切った経営者は多い。その際...



《私のビジネス日記帳》パートナーとの「共創」からの学び 山口俊比古

2022/10/26

 「前日は絶対に納豆を食べないで」と念押しされて訪れたのは、岡山県真庭市の味噌(みそ)蔵。生命力の強い納豆菌を持ち込むと、麹(こうじ)に打撃を与えるからだそうだ。 おいしい水と寒冷な気候が育む発酵食文化が根づいた当...



《めてみみ》うどん県の努力

2022/10/26

 香川県は、自他共に許す「うどん県」。街中の様々なうどん屋でこだわりの一品が楽しめる。一時は全国の認知度調査で最下位だったこともあり、一念発起。10年余り前、県としてうどん県を宣言、各店の企業努力も相まって知名度を...



《めてみみ》この国の市場性

2022/10/25

 ファッション小売りの新規出店が都心で相次いでいる。「ユニクロ」は新宿で9~10月に2店、同じファーストリテイリング傘下のジーユーも10月にマロニエゲート銀座店を出し、天王寺ミオ、ルミネ横浜にも出店する。 海外勢で...



《視点》円安と価格転嫁

2022/10/25

 ある商社のトップは昨年から今年にかけ、原材料高騰などの価格転嫁への理解を求めるために販売先を回った。「現場が苦労している中で、やれることをやろう」という思いからだ。その中で「〝円安だから〟というお願いは一切してい...



《めてみみ》英国のアンティーク

2022/10/24

 メンズ分野を取材していると、英国の紳士服は避けて通れない。特にクロージングの世界では商品企画だけでなく、店舗などの空間演出でも英国のアンティーク家具は欠かせない。先日も、新しくオープンしたテーラーの旗艦店は英国で...



《めてみみ》活気の継続

2022/10/21

 「全国旅行支援」が始まり、どこの観光地も混雑しているようだ。観光だけではない。先週末、見て回った都心の百貨店やSCは、久しく経験していなかった客数だった。物産展は目当ての商品を求める長い行列ができ、昼時のほとんど...



《視点》ガイドライン

2022/10/21

 ガイドラインとはルールや法律、規程などの守るべきことについて、どう行動すればよいのかの指針を記したもの。日本繊維産業連盟(繊産連)は、ILO(国際労働機関)駐日事務所と共同で「繊維産業における責任ある企業行動ガイ...



《めてみみ》ファッションの役割

2022/10/20

 健康・美容商品などを販売するサントリーウエルネスは、Jリーグと組み高齢者施設でサッカークラブを応援する支援活動「ビー・サポーターズ」を実施している。入居者が揃いのユニフォームを着用し、フェイスペインティングや飾り...