《視点》折れない心
2021/04/09
真新しいスーツを着た若い人を街中や電車内で目にする機会が増え、春になり新年度を迎えたことを実感する季節となった。昨年は入学式や入社式の中止が目立ったが、今年は新型コロナウイルスの感染対策に留意しながら、対面で式典...
「ノウハウがだいぶ、積み上がってきた」。コロナ下での販促について、SCの運営担当者から最近よく聞く。この半年間で、多くの施設が検温の実施や消毒液の設置などのほか、時間帯別の入場規制などで客を分散させ、感染防止策を...
鎌倉市のJR鎌倉駅の西側に、今小路という通りがある。観光客は少ない道だが、ここ数年、服やアクセサリー、雑貨を扱う店が目立ち始め、ざっと数えて10店ほどになった。コロナ下でも静かに頑張っているようで、SNSから集ま...
先ごろ、香港のカジュアル衣料大手であるジョルダーノ・インターナショナルが日本での新たなフランチャイズパートナーを決定したと発表した。提携企業の名前は現時点では未公表のため、概要は明らかでないが、世界に2100店舗...
2度目の緊急事態宣言も明け、桜の開花などで街に活気が戻っている印象がある。 百貨店や商業施設の売り場を取材していても「お客さんは増えてきている」という声が聞かれる。昨年延期していた結婚式を1年ぶりに挙げる人が多い...
売り場の定点取材で、都内のセレクトショップのスタッフが「3月末からお客様が少しずつ戻ってきてくれた」と、ほっとした表情を見せた。気温上昇が早く、アウターは売り逃したが、シャツなど軽衣料はよく売れたそうだ。 別のセ...
4月1日の朝、出勤の光景がいつもと違った。真新しい紺色がところどころに目立つ。今日から社会人になり、入社式に向かう人たちが朝の人混みに加わった。 急激な感染拡大で昨年は多くの企業が入社式を中止したが、感染防止対策...
今の女子中高生には若い男性のクラシックなスーツ姿が珍しく新鮮に映るようだ。オーダーメイドブランド「カシヤマ」の銀座店のイケメンスタッフが投稿した「TikTok」の動画は200万近い再生回数となった。時期的に就職活...
DtoC(メーカー直販)事業の立ち上げが相次いでいる。商社や大手アパレルなどこれまで大きなロット数を商売のベースにしてきた企業も参入し始めた。「作り過ぎの問題、原価率、消化率、適時適品などを考えると大きな流れはD...
コロナ禍はあらゆる領域で強制的にデジタルシフトを進めている。デジタルに疎かったシニア世代・高齢者も、感染リスクを避けるために外出を控えるなど、ECやフリマアプリを積極的に使うようになってきた。 メルカリが発表した...