サステイナブル

個店専門店に広がるSDGs 販売した商品を回収、有効利用

2022/03/17

 個店専門店の間で、販売した商品の回収・有効利用やリユースの提案など、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが目立ってきた。個店は、たんす在庫が分かるぐらい距離感の近い顧客を多く持ち、特定のお客と接する機会も多い...

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木質バイオマスチップのエコヤードギフがアパレル事業に参入

2022/03/17

 木質バイオマスチップの製造・販売のエコヤードギフ(岐阜市)は、アパレル事業部を立ち上げ、2月からレディスブランド「エルミレイ」の販売を開始した。事業の多角化の一環。 エルミレイは「エレガント」(上品)、「ミー」(...



マテックスが縫製の余り生地を紙に再生 化繊混にも対応

2022/03/16

 印刷業務やネーム、タグ主力のマテックス(神戸市)が、衣料品の縫製工場で余った生地を活用し、紙に再生して販売する事業に乗り出す。縫製工場としては産業廃棄物としてコストをかけて処理していた物が紙のタグや包装用資材の原...



22~23年秋冬パリ・コレクション 多様性、持続可能性を意識したデザイン

2022/03/15

 22~23年秋冬パリ・コレクションは終盤、ダイバーシティー(多様性)やサステイナブル(持続可能性)を意識したコレクションが相次いだ。ジェンダー(性差)を超えて、着たいものを着ても良いという風潮を後押ししているかの...



バイセルとクラボウがきものをアップサイクル シルク繊維原料に戻し再利用

2022/03/15

 きものやブランド品などのリユースサービスを提供するバイセルテクノロジーズ(バイセル)とクラボウは3月14日、中古きものをシルク繊維原料に戻し、ニットやデニムなど新しい素材へアップサイクルするきもの再生素材「サイシ...



【記者の目】アパレルの受注生産を考える 欠かせない独自の魅力、社会問題解決の視点で

2022/03/14

 アパレルメーカーによる専門店などへの卸売りは、長年続くオールドエコノミーの典型だ。インフルエンサーも関わることが多いDtoC(メーカー直販)ブランドは、ニューエコノミーの代表例と言われる。全く異なるビジネス形態な...



廃棄衣料の焼却48万4000トンは本当? 循環支える故繊維問屋

2022/03/09

 捨てられた服はどこへ――世界で環境負荷が2番目に高いとされるファッション産業。昨年公表された環境省の「ファッションと環境」調査によると、20年に51万2000トンの服が廃棄され、うち48万4000トンが焼却された...



阪急うめだ本店4階婦人服 サステイナブル&ウェルネスの新ゾーン マッシュの5ブランド集積 20代半ば~40代のニーズ応える

2022/02/28

 阪急うめだ本店は4月6日、4階コンテンポラリー婦人服売り場に「サステイナブル&ウェルネス」がテーマのゾーンを新設する。マッシュグループと組んで同グループの5ブランドを集積、環境配慮型の資材を使った統一売り...



【ファッションとサステイナビリティー】長期ビジョンの柱にサステイナブル据えるサンゲツ サプライチェーンで排出削減、進む資源循環

2022/02/25

 インテリア大手のサンゲツ(名古屋市)は20年5月、グループの長期ビジョン「デザイン2030」を策定した。グループをスペースクリエーション企業と位置づけ、実現を目指す社会的価値として「インクルーシブ(みんなで)」「...



【ファッションとサステイナビリティー】ケンイチロウ・コヤマ・クリエイティブ・プロデュース・オフィス代表 小山健一郎氏 事業はすべて社会課題の解決

2022/02/25

 アパレル販売員からグローバルブランドのビジュアルマーチャンダイザー、工務店勤務を経て独立した小山健一郎さんは、19年9月に地元大阪を離れ、沖縄本島の最北端、国頭村(国頭郡)に拠点を移した。野性味あふれる自然が魅力...