連載

《国内縫製の今と未来⑤》採用と育成 若手への技術継承が急務

2024/09/17

 縫製工場が日本人従業員を採用したくてもできない状況が続く。「日本人縫製工員の採用について」は、55%が「採用したいが集まらない」と回答した。【関連記事】《国内縫製の今と未来④》縫製加工単価㊦ 8割が現状は「不十分...

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《20周年を迎えた台東デザイナーズビレッジ》⑫「エメリー」 心の内にある表現力を拡張

2024/09/13

 23年春にデザイナーズビレッジに入居した田中エミさんは、同年の秋冬物から自身がデザインするブランド「エメリー」を立ち上げた。ファーストコレクションから、パリのファッションウィークにも参加する「キディル」と協業する...



《国内縫製の今と未来④》縫製加工単価㊦ 8割が現状は「不十分」

2024/09/13

 縫製加工単価(加工賃)については、「不十分」との回答が49%に上った。「やや不十分」も34%で、合わせると83%が現状の工賃が足りないと回答した。【関連記事】《国内縫製の今と未来③》縫製加工単価㊤ 上昇も上げ幅は...



《国内縫製の今と未来③》縫製加工単価㊤ 上昇も上げ幅は最低限

2024/09/12

 繊研新聞社の国内縫製工場へのアンケート調査の設問「コロナ禍前と現在の貴社の縫製加工単価(加工賃)について」では、79%が「上昇している」と回答した。【関連記事】《国内縫製の今と未来②》受注状況 消費低迷や異常気象...



《国内縫製の今と未来②》受注状況 消費低迷や異常気象が影響

2024/09/11

 繊研新聞社は7月に国内縫製工場に向けアンケート調査を実施し、約60社から回答を得た。設問「24年春夏物の受注状況(23年春夏比)」では、38%が減少、14%が大幅減少と回答。半分以上の工場の受注が厳しい結果となっ...



アフターコロナのNYリテール事情③ ファストフード業界のデジタルファースト

2024/09/10

 ニューヨークで食を巡る顕著な変化を2回にわたって紹介しましたが、一部の飲食店では店舗そのもののあり方も変わってきています。セルフサービス型の、いわゆるファストフードチェーンではデジタルファースト化が進んでいます。...



《国内縫製の今と未来①》人員確保へ「工賃上げねば」 海外生産が正常化し仕事減少

2024/09/10

 国内縫製工場が転換期にある。コロナ禍が沈静化し、乱れていた海外サプライチェーンが正常化した。物作りは以前同様に、主流は海外となった。それもあり今年になって「仕事が薄い(少ない)」との声が縫製現場のいたるところから...



《経産省 髙木生活製品課長に聞く、繊維産業政策の重点㊦》地域連携しブランディング

2024/09/06

【関連記事】《経産省 髙木生活製品課長に聞く、繊維産業政策の重点㊤》高付加価値で競争力強化を ――繊維産業の高付加価値化のためには企業間、産地など地域間の連携が必要だ。 「繊維産地ネットワーク協議会」(22年7月に...



《20周年を迎えた台東デザイナーズビレッジ》⑪「イバモトホンテン」 商品の背景や思いを伝える

2024/09/06

 テキスタイルブランド「イバモトホンテン」のデザイナーの藤岡あやねさんは、デザイナーズビレッジに入居して2年目だ。「日々の心を彩る、ふれて、身にまとう絵画」をコンセプトに、一般消費者向けにオリジナルの生地を販売して...



《経産省 髙木生活製品課長に聞く、繊維産業政策の重点㊤》高付加価値で競争力強化を

2024/09/05

 繊維産業は、国内産地の生き残りや深刻化する人手不足、環境・人権などサステイナビリティーへの対応といった課題が山積する。行政の役割も大きく、経済産業省はコロナ禍以降、繊維産業に関する複数の有識者会議を立ち上げ、ガイ...