連載

《シーズンMDを見直すメンズブランド⑥》「アールイーメイドイントウキョウジャパン」 追加生産を重ね長い夏にヒット

2024/07/08

 ベーシックなカットソーアイテムを得意とするメンズブランド「アールイーメイドイントウキョウジャパン」(会社名はアールイークロージング)はここ数年、販売期間(3~9月)が長くなる暑い夏に、定番のドレスTシャツが力を発...

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【軌跡】《世界で愛されるプリント柄 リバティ・ファブリック㊤》日本への憧れから始まった歴史

2024/07/08

 繊細な小花柄が世代を超えて愛されている英リバティ社のプリント。日本では1970年代から販売を始め、日本の商流や需要に合わせた独自の素材開発や国内生産で支持されてきた。テキスタイルの印象が強いリバティ社だが、祖業は...



欧州メンズスナップ㊦ 共通項はウエスタン 裏トレンドはパンダ

2024/07/05

 25年春夏欧州メンズ・ファッションウィークは、いつも以上に会場周辺に集う人たちのおしゃれ合戦が盛んだった。テーラーリングからカジュアルまで様々なスタイルが広がった。【関連記事】欧州メンズスナップ㊤ フィレンツェは...



《シーズンMDを見直すメンズブランド⑤》米富繊維 脱・秋冬偏重へサマーニット充実

2024/07/05

 山形県のニットメーカー、米富繊維は気候変動による長い夏・酷暑に対応し、24年春夏からメンズ・レディス対象のオリジナルブランド「コーヘン」をはじめ、「ヨネトミニューベーシック」などで、サマーニットを拡充した。この流...



繊維企業のウェアラブル事業を追う② 東レ 医療現場で示した有用性

2024/07/05

 東レは、機能素材「ヒトエ」を用いたウェアラブルシステムで医療用途の開拓を強化している。ヒトエで測定した心電図は医師の診断に使われ始めた。昨年には特定臨床研究の結果が論文で公表され、今後の引き合いが増えそうだ。【関...



欧州メンズスナップ㊤ フィレンツェはダブルブレスト、パリはストリート

2024/07/04

 25年春夏欧州メンズ・ファッションウィークに見るスナップトレンドは、地域の特性がはっきり出た。ロンドンはジェンダーフリー、ピッティ・イマージネ・ウオモ(フィレンツェ)はテーラーリング、パリはストリートが強かった。...



繊維企業のウェアラブル事業を追う① “スマートウェア”はどうなった?

2024/07/04

 〝スマートウェア〟という言葉を覚えているだろうか。導電性を備えた繊維やフィルム、塗料を主に用いたセンシング技術で開発された、服型のウェアラブル商品を指す。繊維メーカーが固有の技術を活用し、ウェアラブル商品を想定し...



《シーズンMDを見直すメンズブランド④》「ノノット」 産地と開発した生地で定番化

2024/07/03

 23年秋冬からスタートしたメンズブランド「ノノット」(運営はトーゴ)は、デザイナーの杉原淳史氏が手掛ける「素材ありきのデザイン」が特徴のブランド。独自に開発した生地はオールシーズンで着用できるアイテムが目立つ。【...



《アジア化繊産業の現在地⑩》インド、マレーシア 国際的な産業を志向

2024/07/03

 インドの23年の化学繊維生産はポリエステル長繊維423万7000トン、短繊維183万5000トン、ナイロン長繊維12万1000トン、レーヨン78万3000トンなどで、全世界とほぼ同水準で成長している。【関連記事】...



《ファッションリユースの現在地⑰》一次流通の挑戦㊦ 店舗、ECに次ぐ新販路へ

2024/07/03

 TSIの「マーガレット・ハウエル」は今春、リユース品を専用ECサイト「MHリセル」で販売した。スタッフから回収した古着で販売可能な570点のうち期間中に売れたのは430点。消化率は75%に達した。「ある程度の結果...