ウェザーニュース 「紫外線予報API」提供開始

2021/07/02 10:59 更新


 気象情報会社のウェザーニュースは、高精度の気象データと最新技術の活用で企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、ビジネス課題を解決する「ウェザーテック」サービスで、1キロメートルメッシュの高解像度な「紫外線予報API」の提供を始めた。

 紫外線予報APIは夏場の紫外線による肌トラブルや紫外線を透過する、一般的に不織布マスクによる〝マスク焼け〟などへの対策アイテムを扱う企業に向けて独自の紫外線指数を開発した。1時間ごとの紫外線の強さを指標化した紫外線指数と紫外線強度の予測データを1キロメートルメッシュで細かく提供し、機械学習モデルを用いることで、高い予測精度を実現した。予測データはクラウド経由で提供するため企業システムとの連携もしやすい。

 多業種のマーケティングに活用することを促すサービスで、アパレル企業などが導入を予定し、紫外線の強さに合わせた商品やコーディネート提案に活用される。化粧品メーカーやドラッグストア、眼鏡店、家電店などにも広げていく。



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