《バーチャル試着~普及への一歩㊤》いかに使いやすくできるか

2022/07/12 06:30 更新有料会員限定


「ビスコテックス・メーク・ユア・ブランド」はカスタマイズした色柄をその場で反映

 コロナ下でEC利用が増え、バーチャル試着がファッション市場に広がり始めた。目指す位置づけや提供価値は様々だ。グラフィックの精度など技術面ではまだ進化の余地があり、使用する通信機器のスペックによっても制限がある。今は、試着をいかに消費者に使いやすい設計にするかがカギになる。

(小島稜子、中村維、金谷早紀子)

 セーレンのアパレルオンデマンド生産サービス「ビスコテックス・メーク・ユア・ブランド」は、いち早くバーチャル試着を実用化し、コロナ禍前から継続している。

楽しさと配慮の両立

 プリントや加工を施すデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」を活用し、バーチャル試着システムから最終製品の生産ラインまで全て内製化している。百貨店などに導入され、エグゼクティブキャリア層を中心に好評だ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事