《視点》しない善より

2019/11/14 06:23 更新


 環境問題に取り組む商品・サービスがファッション業界で増えている。これらの動きに対し、「SDGs(持続可能な開発目標)ウォッシュ」などと揶揄(やゆ)する声も聞かれる。取材時に「サステイナブル(持続可能な)」と聞くと、内心「またか」と思ってしまう部分もあったが、今秋に続いた大型の台風や記録的な大雨で少し考えが改まった。

 平成初期の生まれの私だが、最近の台風や大雨には身の危険を感じることが増えた。年齢を重ねたからかもしれないが、台風に備えて窓ガラスにテープを張ったり、浴槽に水をためたり、小さな対策を取るようになった。自宅のハザードマップや近隣の河川の水位状況をネットで確認したりもする。

 強大な台風や大雨が一時的なものなのか、人類の活動の結果によるものなのかは分からないが、今後何十年も地球で生きていくことを考えると、自然災害におびえながら暮らさないといけないのはおっくうだ。

 環境問題に取り組む活動が、たとえ流行に乗り、うわべを取り繕ったものだったとしても、やらないよりはやるほうがいい。今ではそんな風に考えている。

(友)


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