百貨店の自主編集売り場の3月の売り上げは健闘した。気温は上がり切らなかったが、ボリュームスカート、袖コンシャスのブラウスが引っ張り、デザイン性のあるアイテムから売れているという。高島屋大阪店「スタイル&エディット」、阪急うめだ本店「D・ラボ」などが、厳しい市況のなかでも売り上げを伸ばしている。
三越銀座店「ルプレイス」では、昨年までのパンツトレンドが一転し、「スカートが前年比2倍」だった週もあるほどだ。特にヒットしたのが、17年春夏にデビューしたスカート専門ブランド「シー・トーキョー」だ。膝下丈で生地をふんだんに使い、女性らしい大人のたたずまいを表現している。外側がレースで、内側にランダムにプリーツを施すことで、360度どこから見ても雰囲気が異なるスカート(写真、税込み6万6960円)が支持された。
高島屋大阪店はスカートが前年比約1.5倍で売れ、長くてボリュームのあるデザインが好調だった。阪急うめだ本店や、西武渋谷店「キー・トゥー・スタイル」でも、レースやオーガンディで装飾したフェミニンなアイテムから売れている。
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