25~26年秋冬デザイナーコレクションは、クオリティーが際立つシンプルなスタイルが広がった。ここ数年のミニマルやスタンダードの流れに続くトレンドで、上質素材で仕立てるのが特徴だ。「エルメス」や「フェンディ」「マックスマーラ」といった老舗ラグジュアリーブランドが発表した。たっぷりと体を包み込むコートや温かなニットアイテムが中心となる。
(青木規子、写真=大原広和、ブランド提供)
【関連記事】25~26年秋冬トレンド解説 ①ポジティブ80's パワーショルダーが復活
シンプルやミニマルの流れは、コロナ禍からロングタームで続くトレンドだ。ディテールをそぎ落としたデザインから、直線的なシルエットを強調したラインなど、変化しながら続いてきた。今シーズンは、肩の力の抜けたノンシャランなシンプルスタイルが中心となる。気取りのない日常のスタイルだが、さりげなく優雅。そんな雰囲気を演出するのに不可欠なのが、上質素材だ。
キー素材はシアリング
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!
単体プランなら当月購読料無料でWでお得!