アーバンリサーチ「ラート」が35％増収　ビジュアル表現を刷新

ビジュアル表現を内製化し、ECと期間限定店で顧客との接点を増やした

　アーバンリサーチのレディスブランド「ラート」が売れている。EC主力で単独店はないが、「自分の中で着たい服を確立している人」向けの服というコンセプトが伝わりやすいビジュアル表現や、情報発信を充実。期間限定店で顧客との接点作りにも力を入れたところ、23年度の販売は前年比35％増となった。

（柏木均之）

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　20年春から自社ECやゾゾタウン、楽天ファッション、アーバンリサーチの各業態の実店舗で販売している。デビューがコロナ禍と重なったこともあり、ブランド認知が思うように進まず、伸び悩んでいた。