ユニクロは18~19年秋冬商品で、シンプルで万人に合うシルエットで重ね着した際、ワントーンでコーディネートを楽しめるよう、色を増やす。無縫製横編み機「ホールガーメント」を使った商品をメインコレクションでも企画した。ボアフリースのアウターや「ユニクロ・U」で、ボリュームシルエットのダウンジャケットも出す。ワンマイルウェアとしても使えるルームウェアを強化する。
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昨春、東京・有明に本部機能を移転し、企画、生産、販売の連携を強化しており、今秋冬商品も、各アイテムをコーディネートして着るときのバランスを考慮して色やデザインを考えた商品が増えている。
キーカラーは赤、青、緑、ベージュで、セーターやシャツ、アウターなど各アイテムに使う素材に合うよう、濃淡を使い分け、重ね着した際のグラデーションがきれいに見えるよう工夫している。
セーターでは昨秋冬も好評だったホールガーメントの商品をメインコレクションでも取り入れ、ワンピースドレス(5990円)とトップを企画する。フリースでは防風フィルムを挟み込んだボアのコート(3990円)を出す。
ルームウェアも拡充する。パジャマやフリースのパンツとストレッチを利かせたトップのセットアップ、胸にパッドを仕込んだワンピース(1990円)も企画した。ユニクロ・Uは、オーバーサイズで着るダウンジャケット(1万2900円)やボアフリースのブルゾン(6990円)などを増やす。