東洋紡のエアバッグ用ナイロン工場 タイでの再建検討

2019/05/09 17:12 更新


 東洋紡は、昨年の火災被害から復旧を進めているエアバッグ用ナイロン66工場について、タイでの再建を優先的に検討する。「エアバッグ原糸はコスト競争力が必要」として、当初想定した敦賀で再建する方針を見直し、19年度上期中にも意思決定する。9日の決算会見で楢原誠慈社長が明らかにした。

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 昨年9月に敦賀事業所で発生した火災では、主にナイロン原糸工場が被災し、自社生産を停止している。エアバッグ事業は、2割出資する独PHPや社外からの原糸調達で目先の基布供給を継続する一方、いち早く、原糸工場の復旧再開を目指す方針を示していた。

 再建プロジェクトチームを立ち上げて検討を進めてきたが、グローバルな競合にさらされるエアバッグ用原糸は高い品質と同時にコスト競争力が求められ、「日本で再建するのは難しい」との認識を示した。



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