東レと帝人フロンティアが共同 〝繊維to繊維〟実装に向け、回収衣料の分別技術確立へ

2023/11/27 07:58 更新有料会員限定


 使い終わった服や繊維製品の製造工程で出る端材をリサイクルする、〝繊維to繊維〟の社会実装に向け、前提となる基礎技術の検討が進んでいる。東レと帝人フロンティアが古着分別法で異例の共同研究をスタート、企業の枠を超えた取り組みが始まった。

(中村恵生)

 国内の繊維各社は、東レが昨年開始したナイロン6のケミカルリサイクルや、クラボウ、新内外綿が手掛ける天然繊維の反毛など、リサイクル技術の実装・事業化を進めている。ポリエステルのケミカルリサイクルではジェプランが17年から北九州の実証プラントを稼働、帝人フロンティアも松山で22年から実証を始めた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事