日本タンナーズ協会 篠原ともえさんと協業で企画展

2021/02/24 06:26 更新


ヌメ革の柔らかさを生かしたアクセサリー

 日本タンナーズ協会は、デザイナーとして活動する篠原ともえさんと協業する企画展「ザアートオブレザー」を2月28日まで、東京・代官山蔦屋書店で開催している。

 日本タンナーズ協会が運営するプロモーションサイト「革きゅん」の企画の一環。この間、天然皮革の魅力をファッションに敏感な若い世代に知ってもらいたいと、皮革製品を愛用するモデルや女優のインタビュー、スナップ写真などのコンテンツを充実させて消費を喚起してきた。昨年秋から、篠原さんが国内のタンナーや加工業者を訪問する連載を掲載しており、その集大成として革職人と協業して皮革を使ってアクセサリーを制作、今回の展示に至った。「副産物から革を生み出すというプロセスを、栃木レザーで見学し、SDGs(持続可能な開発目標)の考えが以前から取り入れられていることに感銘を受けた」と篠原さん。ヌメ革を素材に選びチェーンを制作した。



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