東京出店が目立つ地方の個店 激戦区で埋もれない店をどう作る?

2024/09/19 14:00 更新有料会員限定


浜松の本店よりも女性客を意識した東京店の品揃え(メイデンボヤージュ)

 地方都市の個店が生き残るには東京での発信が不可欠――。商圏人口や東京など大都市との距離感などによって異なるが、地方の個店の集客力に限界を感じつつも、東京での新たな出会い・体験を地元にフィードバックすることで本店の活性化を目指す動きが目立ってきた。ただし、東京出店を成功させるには、競合が激しい巨大な街でも埋没しない品揃えや店作りに磨き続けるしかない。

地元の本店に還元したい

メイデンボヤージュ 浜松市から2号店

 コロナ下の20年8月に開業した静岡県浜松市のメンズ主力でユニセックスのセレクトショップ「メイデンボヤージュ」は、今夏に東京出店を果たした。23年8月に古着店「セイルオンセイラー」を市内に出したのに続き、今年7月初旬、東京・白金台にメイデンボヤージュ2号店としてオープンした。

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