「シブヤ109所長の#トレンド予測2020」

2020/02/10 06:27 更新


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 新年あけましておめでとうございます。2020年も皆様にアラウンド20(15~24歳の男女)に関する価値ある情報をお届けして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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 新しい年も始まったばかりですが、若者トレンドはサイクルが非常に早く、のんびりしていると置いていかれてしまいます。今回は『シブヤ109ラボトレンド予測2020』をもとに、今年の若者トレンドキーワードをご紹介します。

アジアの影響強く

 まず、一つ目のキーワードは「中国テイスト」。ここ数年の若者トレンド全体の傾向として、韓国を中心としたアジアカルチャーの影響が非常に強いものとなっています。これは20年も引き続き継続していくことが予想されますが、ファッション・メイクにおいて、新しいトレンドとして注目したいのが「中国テイスト」です。

 ガーリーな雰囲気が主流となっている「韓国っぽいファッション」と比較すると、中国ファッションは「クラシカルな雰囲気」「カッコいい女性らしさ」がキーワードとなります。

 メイクに関しても、ふんわりとした仕上がりの「オルチャンメイク」とは反対に、中国メイクは「陶器肌」「顔のパーツを強調させるメイク」が特徴です。アラウンド20の情報収集場所となっているインスタグラムでは「#中国ファッション」「#チャイボーグ」などのハッシュタグで中国メイク・ファッションをチェックする人が増えています。


〝映え〟を身近に

 二つ目のキーワードは「おうち映え」。インスタグラムでは「#お部屋作り」や「#おうちカフェ」「#スタディグラム」などのハッシュタグが人気で、自宅での過ごし方やライフスタイルなど、お出かけした先にある〝映え〟ではなく、身近な場面での〝映え〟への注目が高まっています。

 実際にカフェ・グルメ部門の「チェリーケーキ」を家で手作りしたり、モノ・コト部門の「韓国雑貨」を自宅で写真を撮る際に活用するアラウンド20も増えており、これは若者の間で「映え意識」(SNSに投稿することを前提として写真や動画を撮影すること)が定着しただけでなく、生活シーンにも浸透しつつあることが背景にあると考えています。「飾りすぎない・頑張りすぎない」が昨年から続くトレンドとしてありますが、「おうち映え」もシンプルで飾りすぎないのが特徴です。

 最後のキーワードは「応援消費」。今のアラウンド20は、「ヲタ活」に時間とお金をかけているのが特徴ですが、「推しコンテンツ」を応援したい気持ちから、様々な形での「応援消費」が生まれています。

 グッズ購入やライブ参戦だけでなく、カスタム商品や手作りグッズでヲタ活を楽しむ若者も増えており、モノ・コト部門の「オリジナルファブリックミスト」や「手作りシール」、カフェ・グルメ部門の「プリントドリンク」はその一部として少しずつトレンドとなってきています。このようなヲタ活のモチベーションを起点とした消費行動も、引き続き若者トレンドの中心となりそうです。

●長田麻衣(おさだ・まい)
シブヤ109ラボ所長。総合マーケティング会社で、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための調査やPRサポートを経て現職。毎月200人の若者と接する毎日を過ごしている。好きなものは、うどん、カラオケ、ドライブ。今年の目標は、東京以外の都道府県で若者セミナーに登壇すること。若者マーケターとしてTV出演も果たしたい!

(繊研新聞本紙20年1月10日付)


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