24年の国内SC売上高、推計32兆円 コロナ前超える

2025/02/25 18:00 更新NEW!


 日本ショッピングセンター協会が2月25日に発表した24年の国内SC年間売上高は、推計32兆1254億円(前年比4.2%増)となった。既存SCでは5.8%増だった。コロナ前の19年の31兆9694億円を上回った。

 イベントによる集客が進み、大都市を中心にインバウンド増加の効果も大きかった。飲食が年間を通して好調だった。

 ファッションは暑さが長引く中でジャストニーズの商材を展開できたところは好調だった。キーテナントを除くテナント売り上げは6.4%増だった。インバウンド需要が押し上げた百貨店、単価が上昇した食品スーパーの伸びがありキーテナントも3.7%増だった。調査施設数は451。

1月既存SC売上高は4.9%増

 1月の既存SC売上高は前年同月比4.9%増だった。気温低下で冬物衣料が動き、曜日回りにも恵まれた。立地別ではインバウンドの来館が多かった中心地域・大都市が9.6%増となった。中心地域・中都市は3.9%増、周辺地域は3.7%増だった。調査施設数は532。



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