三陽商会 会長に中瀬相談役復帰 黒字回復へ体制強化

2019/02/14 17:11 更新


 三陽商会は3月28日付で、中瀬雅通相談役が取締役会長に復帰する人事を公表した。また、決算期を現在の12月末から2月末に変更する。今期は20年2月末までの14カ月決算となる。

 中瀬相談役は93年に社長、00年に会長に就き、13年の任期満了で相談役に退いた。会長への復帰は今期の黒字回復に向けて「使える力はすべて使う」(岩田功社長)ため。同時に、定款も変更し、取締役会の招集者および議長を、現行の社長から会長に変更。「100%以上の力で執行に徹するため、取締役会の運営と執行責任を分離する」(同)としている。

 決算期変更は、春夏と秋冬のシーズンの事業運営を一致させるためで、来期からの新しい中期計画に向けて決めた。



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