5月のファッション小売り商況 大幅減収も下げ幅は縮小

2020/06/04 06:29 更新有料会員限定


 専門店、百貨店の5月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高ベース)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業、営業時間短縮の影響で、多くが前年同月に比べて大幅な減収となった。ただ、大型連休が明けて以降、徐々に営業を再開する店舗が増えたため、4月に比べると減収幅は縮小した。気温の上昇で夏物の動きが良くなり、在宅時間の増加でホームウェアや生活雑貨も売れた。百貨店では買い替えやギフト需要も目立った。専門店、百貨店ともにECも伸びている。

【関連記事】4月の専門店・百貨店 ファッション、過去最大の落ち込み 5月も自粛継続で減少幅拡大も

専門店 生活必需品は堅調

 専門店は、ECを含むか否かで差はあるものの、約2~5割の減収となった。比較的安価で生活に欠かせない商品を販売する店の減収幅が小さい傾向だった。

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