「プランテーション」デザイナー 佐藤恵美子さん 着たときの感覚こそ説得力を持つ

2025/02/07 14:00 更新有料会員限定NEW!


佐藤恵美子さん

 「プランテーション」のブランド設立は82年。天然素材を軸にした布の表情、それを身に着ける心地良さが変わらない魅力で、40年以上ファンを引きつける。一つひとつの商品を見ると、手をかけたいくつもの仕事でできているのが分かり、オリジナルの素材開発にかける情熱が伝わってくる。定番になった素材はさらに進化もして、昨年はより広い層に訴える新シリーズもスタートさせた。生地は全国の産地とともに作り続けており、その産地や工場の未来についても考えさせられる。デザイナーを20年務めている佐藤恵美子さんに、物作りの背景や向き合う思いを聞いた。

素材から作るぜいたくさ

 ――改めて、ブランドの精神とは。

 設立当初からのコンセプトは、「服は生活の道具である」。ファッションというよりは、服が道具としてある。着心地が良くて丈夫で洗濯ができて、気持ち良くしてくれるもの。生活に密着しているということです。その理念を、ブレないような形で守っていきたいと思っています。

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