バッグの「ミナレス」 江戸の合切袋をモダンに

2019/06/26 06:26 更新


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 ハンドバッグ製造卸のプレジール(東京)は、オリジナルバッグ「ミナレス」を立ち上げ、販路開拓を進めている。OEM(相手先ブランドによる生産)を主力とする同社にとって初の自社ブランドで、皇族の和装バッグなども手掛ける高い技術力を生かし、江戸時代の袋物をモダンにアレンジしたバッグを作る。

 ミナレスは、江戸時代に独自の発展を遂げた「江戸袋物」の中でも、女性を中心に大流行したという巾着タイプの袋物「合切袋」をベースとする。軽くて使いやすく、ポケット代わりでもあった合切袋は今でも根強い人気があり、「和装だけでなく洋装にも、もっとカジュアルに、もっと日常的に使ってほしい」との思いから開発した。17年に立ち上げ、同年、台東区と荒川区、足立区、葛飾区、墨田区のものづくり産業の活性化を目指す「第12回TASKものづくり大賞」の奨励賞を受賞した。

 生産面では、手間のかかる伝統的な製法を取り入れている。例えば、バッグ本体は内側のポケット部分を除いて、表地と裏地を一緒に縫い上げる「縫い返し仕立て」を採用。縫い目が一切外に出ず、使用中に裏地が外に飛び出ることもない。製法や使い勝手はそのままに、スタイルを現代風にアレンジすることで、「新しいジャパニーズスタイルのバッグ」を提案する。

 魚をモチーフにしたユニークな形の手提げ袋の「トト」(9500円)、トートバッグの「ドッチモ」(1万4800円)、リュックにもなるスリーウェーの「ショッテ」(1万3600円)を揃える。

 現在は自社オンラインサイトと一部百貨店で販売しており、今後さらに販路開拓を進めたい考えだ。

魚をモチーフにしたユニークな形の「トト」
リュックにもなる「ショッテ」
A4サイズの書類が入るトート型「ドッチモ」

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