アウトドア各社 ケアサービスは「メーカーの使命」 製品の長期使用を促す

2024/10/22 08:00 更新有料会員限定


 アウトドアメーカー各社が、リペアサービスやメンテナンスの啓発活動、中古品販売などを強化している。製品の長期使用を促し、環境インパクトを減らす。「愛着あるウェアを長く着続けたい」というニーズに応え、ブランドへの信頼度を高める狙いもある。

(杉江潤平)

 ゴールドウインは9月、増床改装した直営店「ザ・ノース・フェイス+グランフロント大阪」店内に、常設型の修理サービスコーナー「リペア」を設けた。直営店「ザ・ノース・フェイスキャンプ」(東京・恵比寿)に続くもので、大阪は恵比寿の2倍ほどのスペース。修繕専門のスタッフが常駐し、持ち込まれた製品を確認、修繕内容や見積もりなどをやり取りする。

 同社は80年代から修理対応を手掛け、現在はリペアセンターを富山に構える。修理依頼は年々増加しており、今後もその傾向は変わらないと予測。修繕スタッフの増員や納期短縮、直営店での拠点増設を進める。

「ザ・ノース・フェイス+グランフロント大阪」のリペアコーナー

洗濯で機能長持ち

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