オンワードグローバルファッション(OGF)は31日、17年秋冬コレクションをもって「ソニア・リキエル」の独占輸入販売契約を終了すると発表した。
ソニア・リキエルを生産販売する仏ソニア・リキエル・クリエーション・エ・ディフュージョン・ドゥ・モデルは、15年春夏コレクションからアーティスティック・ディレクターを務めるジュリー・ドゥ・リブランによる指揮のもと、ブランドの再生を進めてきた。
日本におけるビジネスは今後も販路拡大を目指す構えで、ブランド創設50周年を迎える18年は、30年以上ビジネスを続けてきた日本において更なる飛躍ができるとする。
OGFが17年秋冬を持って販売契約を終了するブランドは、5月に発表した「ミッソーニ」に続いて2ブランド目になる。
今後は「ジル・サンダー」「ジル・サンダー・ネイビー」「モロー・パリ」などオンワードグループが保有するブランドの強化と育成に集中するとともに、オンワードグループが国内外に持つ生産背景やノウハウを利用して、新規ブランドの獲得を含む新たな戦略を進めていく。