【マサ佐藤の駆け込み寺】期中売上が厳しい場合は?④

2018/05/28 06:29 更新


Medium %e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%82%b9 %e3%83%89%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%82%b9

Dさん、今回は宣伝があるので聞いて下さい。

*マサ佐藤の過去ブログはこちら

なんでっしゃろ。


わたくし、マサ佐藤が6月から繊研新聞社さんと連続セミナーをやることになったんですよ。9月までだいたい月1で4回。内容はこれまでDさんとのやり取りをベースに、個別質問なんかも受けながら実践的に進めたいと思っていて。


ほー、わたしも参加しようかな。


(どや)


(マスク取ってる...)


(つっこまんかい)


(むし...)


続々とお申し込みいただいていて、ありがたいことですよ。まあ、とにかく詳しくはこちらでご確認ください。では、Dさん。前回の振り返りを簡単に。


しつこいようですが、今回の課題の前提条件は以下のようになります。


① 現在は9月30日。9月の各数字はほぼ確定の数字。
② 10月・11月の仕入金額は発注済み。
③ これから12月の商品発注を決めるところ。リードタイム2か月で次回商品上がり日は12月1日
④ 1月の仕入予算は春物の予算としてとってある(冬物で使えない)
⑤ 8月も売上予算比は82%だった。


そして、紆余曲折をへて以下図5に纏まった。図4から図5の修正点は、12・1月のセール施策を強めにし、粗利率を下げた。その分、12・1月の売上予測をアップさせ、12月の仕入枠を増やした。こんな感じです。


Dさん。ザクっとした説明ありがとうございます(笑)で、Dさん。図5に関して、私の方から2つの大きなポイントがあると言いましたね。


へえ。以下がポイントです。

① 12月からのセール施策。
② 12月の仕入枠の金額と位置づけ。


はいその通りです。①に関しての質問は前回の連載をご覧ください。ということで、今回は②に関しての質問をさせて頂きます。


へえ。


そもそも何故12月の仕入枠を増やす必要があるのですか?


(*_*) (そもそもアンタが言ったんやろ!)へえ。セール施策を強め、11月末以前入荷の商品数量を減らし、仕入枠を空ける。そして、新しい考え?を基にした商品を増やすことで、12月以降の局面を変え、「売上」「粗利益」のアップを図ろうということです。


なるほど。良い考えだと思います。因みにDさん。図4と図5の12月以降の売上・粗利高はどのように変化していますか?


へえ。図5は図4より、12月以降の売上113.9%アップ。粗利高は102%アップです。


承知しました。流石にセール施策強めたことによって、粗利高のアップ率は少ないですね。それでも、図4に比べればアップしています。また売上が大幅にアップしています。これは、12月仕入の商品が影響を与え、お客様が増えるといったストーリーで良いのでしょうか?


へえ。セールというのは一概に悪いことばかりではなく、事前準備がしっかりしていれば、「お客様に自ショップを知ってもらうチャンス!」でもあるので、このようなストーリーにしています。


Dさん。このようにして空けた12月の仕入枠の商品。どのような商品をラインアップしたら良いのでしょうか?


へえ。「売れる可能性が高い商品」です!!


なるほど。では「売れる可能性が高い商品」というのはどんな商品ですか?


へえ。今回はあくまで私が携わるショップをイメージしながら、講義を受けています。ということは今回の前提条件として9月までの結果は確定している。私のショップだと、9月20日以降に冬商品の立ち上げがあり、ある程度の商品動向が出ている。ということです。


なるほど。で、その先はどう考えます?


10・11月の商品ラインアップは変えられませんが、発注済み商品を9月までの商品動向を含めて、数量・色・サイズを再検証します。そして、12月予定商品を再検証し、今年の傾向に見合わない商品は中止します。


なるほど。ここで質問ですが、発注済みで数量を減らすことのできない、10・11月商品をなぜ再検証するのですか?


へえ。確かに10・11月発注済み商品は思っている以上に売れる可能性は少ないと思うのですが…。とは言いつつも、全部の商品が売れないのではなく、中にはもっと売れる商品が隠れているはずです。9月までの商品動向から、その商品を炙り出し、12月に間に合うようピンポイントで発注数量を増やすことを考えました。


ほお~。それは良い考えですね。しかし、まだ商品が店頭に入荷していない段階で追加発注するのは勇気がいる行動ではないですか?


へえ。そうねんですが。自ショップの過去データを駆使して、追加シミュレーションを綿密に行い具体的な数量を導き出そうと考えています。以前の講義でせんせが仰っていたように、「自ショップの過去データは宝」ですから、商品の位置づけを過去データから導き出せれば、何もしないより精度は上がるはずです。


了解しました。読者の皆さんは過去記事(追加について考える)をご覧なって想像してみてください。では、Dさん。12月の仕入枠は、ある一定の金額は10・11月の商品追加発注で賄う。状況によっては9月入荷商品で12月以降売れそうなものも追加発注を考えているということですか?


そうです。これは以前せんせに教わった追加発注シミュレーションがそのまま使えますので。ただ、かなりアイテム数は限定される筈ですが…。


なるほど。では、最後に当初予定していた12月入荷予定商品をどうするか?を次回Dさんに質問します。ではまた次回(@^^)/~~~


えっ( ゚Д゚)終わり。では皆さん次回をお楽しみに(@^^)/~~~




95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立上をMDとして担当。10年よりフリーランスとして活動開始。シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。小売り企業へのMDアドバイスや専門学校での講義・また海外での講義等。現在、多方面で活躍中。
www.msmd.jp

関連キーワードレポートプラス


Bnr counter agreement
Bnr denshiban

この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事

Btn gotop