ランジェリーセレクトショップ「ムール」のオリジナルブラジャーとタンガが、昨今の肌見せファッションやランジェリールックの流行が後押しとなり人気が上昇している。
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ブラジャー(税込み1万3200円)は、バストトップだけを隠す程度の小さなカップが特徴のトライアングルタイプ。華奢(きゃしゃ)なストラップは、見せても下着っぽさを感じさせない素材で、背中にはホックがなくアジャスターで調整できる。タンガ(6600円)も生地面積を極力小さくし、脇はストラップで、ローライズのボトムから見せてもいいデザイン。レザーのような光沢感のある生地は水着のような感覚で、ブラックとグレージュがある。

当初は、同店ディレクター兼バイヤーの菜月さんが「小胸の自分も海外の人のようにトライアングルブラを小さめに着けたい」と思い開発した。発売すると「ネックラインやアームホールが開いた服から見えにくい」「ストラップを見せても下着っぽさがない」「バストトップを隠したいけれどシールタイプのものは貼りたくなかった」などの理由から人気となり、色違いで購入する客も多い。「肌の露出が多い服に合わせやすいという機能性はありつつ、モードなデザインや素材感がおしゃれな人に受け入れられている」と菜月さん。
ムールは下着と服の境界線を持たずに楽しめるアイテムやスタイリング提案を得意とする。他にも見せて着られるボディースーツ、透け感を楽しむレースのトップやパンツなどのオリジナル商品を充実させ、ファンを広げている。