Tシャツプリント大手のイメージ・マジック(東京、山川誠社長)は、準備、プリント、出荷といった全プロセスの省人・省力化に挑んでいる。岐阜県多治見市に21年に開設したGPC工場では、日本初となる前後処理・プリント一貫の自動機の導入や、オリジナルの自動畳み機、仕分け機を開発・設置するなど、極限まで省人化を追求する。国内の製造現場で人手不足が深刻化する中、省人化によって持続可能なビジネスモデルを目指す。
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同社の事業の柱はTシャツを中心とするオンデマンドプリントサービス。完成品在庫を抱えず、受注後にプリントすることで少量・多品種・短納期に対応する。ビームス、グラニフといった先とのBtoB(企業間取引)のほか、自社ECサイト「オリジナルプリント.jp」を通じ、BtoC(企業対消費者取引)でも受注する。
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