三越伊勢丹 「個客業」へ。景気への耐性高まる

2023/12/04 08:00 更新有料会員限定


 伊勢丹新宿本店は24年3月期の総額売上高が前年比14%増の3272億円、三越伊勢丹の百貨店事業全体は1兆円超と、コロナ禍前の18年に比べて2ケタ増を計画する。過去最高の売上高、利益を見込み、中期計画の第1フェーズである「百貨店の再生」にめどをつけた。

識別顧客700万人

 単に高額品の伸びやインバウンド(訪日外国人)の復調だけでない。「マスから個へのビジネスモデルの変革が相乗効果となってトップライン(売上高)の押し上げを加速させた」。常務執行役員営業本部長の山下卓也さんは、そう話す。

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