「ミラノ・デザインウィーク」では、回を重ねるごとにファッションブランドの出展が盛んになっている。ファッションブランドの展示は話題性もあり、見学のための長い列が絶えない。本格的な家具やホームのコレクションを持たないブランドも、独自のプロジェクトや展示を企画。クリエイターと職人を結び、卓越した職人技の新たな表現を見せたり、アートとデザインを通じてブランドのヘリテージを再確認したりと、この機会に、新しい形でブランド哲学をアピールしていこうとする動きが目立つ。
(ミラノ=高橋恵通信員)
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「ロエベ」は、同デザインウィーク参加9回目を迎えた。毎回、デザインとクラフトに焦点を当て、アーティストやデザイナー、職人と共にクリエイティブな実験に挑戦している。今回は25人のアーティスト、デザイナー、建築家により特別にデザインされたティーポットのコレクション「ロエベ・ティーポット」を発表した。
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