《めてみみ》ダメな会議と良い会議

2019/08/20 06:24 更新


 有意義な会議をしたい。会社勤めをしていると誰でもそう思う時がある。ネットで検索すると「ダメな会議」をなんとか実りあるものに変える方法が無数に出てくる。参考になるか分からないが、取材して印象に残った企業の会議の進め方をいくつか挙げてみる。

 アーバンリサーチの「経営会議」。週1回、役員や各部署の責任者が集まり、朝9時30分から午後3時までみっちり続く。「これまで」ではなく「これから」の議論に没頭するのがポイントで、商売に直接関係なくとも、世の中で話題の関心事に全員で意見を出し合う。

 この会議は情勢認識とアイデア出しに重きを置いている。無理に議論の結論は出さなくても、毎週、会議を繰り返していると、ある時、前に出したアイデアが今回の情報とかみ合い、具体化の糸口が生まれるという。

 ビームスは会議でメンバーの議論が一番盛り上がった企画を採用するという。ファッションに限らず、音楽やアニメ、地方自治体との協業企画でも「参加者みんなが面白がってあれやこれや意見を出し合うアイデアを具体化するとうまくいく」そうだ。

 突飛な考えであっても頭ごなしに否定せず、機が熟すのを待つか、面白いという基準を軸に議論の流れを束ねるか。方法は分かれるが、丁寧に価値観を共有するプロセスが良い会議には肝要だと思う。


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