西日本の量販店の衣料品部門は独自商品の開発やショップ型売り場を強化し、今期(24年2月期)は約10%の増収を目指している。今夏は花火大会や海水浴なども本格的に復活する見通しのため、ゆかたや水着などのシーズン需要にも期待する。進めてきた売り場面積の適正化も一巡、若い顧客層を獲得し、販売ロスを削減して収益性を向上する。
(小田茂)
今期はコロナ下の制限がなくなり、外出や旅行需要が回復、特に3月が好調だったため前期を上回るペースだ。
イズミ(広島市)のライフスタイル本部で衣料品を担当するライフスタイル部は今期、10%の増収を〝チャレンジ目標〟としている。予算はそれほど大きくないが、外出や旅行需要が急速に盛り返し、状況の変化により売れる物への対応を強めている。
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