カジュアルウェアのマルシヨウ 民事再生法を申請

2019/02/05 18:58 更新


 信用交換所によると、カジュアルウェア、雑貨専門店マルシヨウ(大阪府箕面市、森川泰秀社長)は4日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全・監督命令が下りた。7日午後2時から箕面文化・交流センター(箕面市)で債権者説明会が開かれる予定。負債は25億円。

 メンズ、レディスのカジュアルウェア、雑貨を扱い、「マルシヨウ」「ジョージサンク」などを全国展開してきた。1993年2月期には約130店を運営し、約185億円の年商をあげていた。その後は業績が低迷し、08年2月期には年商が約37億円に落ち込んで赤字になり、不動産売却損もあり債務超過になった。一部金融機関から債務免除を得て立て直しを進めたが、経営は厳しく自力再建には至らなかった。



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