合繊織物メーカーの丸井織物を中核とするマルオリグループ(石川県中能登町、宮本好雄社長)が成長を続けている。約10年で売上高3倍が視野に入る勢いで、縮小する国内繊維産地では異色の存在だ。オリジナルプリントTシャツ「Up-T」(アップティー)など、一見シナジーが薄そうな事業を通じて消費者の変化を捉え、プラットフォーム型ビジネスなど業態革新に挑む。
(中村恵生)
【関連記事】マルオリグループ新中計、今期売上高260億円へ 震災被害も輸出拡大に期待
「アップティー」が成長、けん引
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!