「アンスリード」26年秋冬、10周年で外部デザイナーと協業 第1弾は山野辺兄弟

2026/04/28 10:59 更新NEW!


 マークスタイラーの「アンスリード」は、26年秋冬で10周年を迎える。これを機に、外部のデザイナーやディレクターと協業する新プロジェクト「アンスリードアザーズ」を始動する。

(松本寧音)

 第1弾は、約27年間「ア・ベイシング・エイプ」でディレクションを担当してきた双子の山野辺一徳さん、勧二さんによるメンズのカプセルコレクションだ。メインコレクションでは、原点回帰をテーマにブランド初期のモチーフである「ORIGAMI」が復活する。

 アンスリードアザーズは「アンスリードの構造や美意識がどのように変換されるのかを探る」というもの。今回は「レディスの派生ではなく、同じ思想から生まれたもう一つの提案」として、山野辺兄弟にメンズの企画を依頼した。

 2人が着目したのはブランドを象徴するオーバーサイズ、マルチウェー、古着をベースにしたミリタリーの三つ。メンズが着てゆとりのあるサイズ感をベースに、「アヴィレックス」と3者協業したMA-1(税込み7万400円)やファスナーとスナップボタンを両方配したコーチジャケット(7万2600円)、ワークパンツ(4万6200円)などを揃えた。

山野辺兄弟、「アヴィレックス」と3者協業のMA-1。ポケットや前立てに配したプリーツがポイント
ミリタリーのディテールを取り入れたフーディーとワークパンツのセットアップ。裏地のオリジナルストライプが映える

 ORIGAMIのプリーツディテールやブランドカラーのブルー、グリーンが随所に使われており、アンスリードらしいモードな雰囲気が特徴だ。

 代表的なディテールは、プリーツやタック、カラーブロッキングなど。メインでは、このデザインを打ち出したデビューコレクション10型を復刻販売する。ライダーズジャケットを異素材ドッキングでショート丈にしたり、段ボールニットのトップをドレスにしたり、ベースはそのままに現代風にアップデートした。このほか、様々な生地を折りたたんで裾に重ねたシャツやN-3B風のマウンテンコートなど、初期のデザインをほうふつとさせるアイテムが充実する。

デビューコレクションを現代風にアップデートしたライダーズ風のショートブルゾンとタックスカート
初期によく取り入れていたというファーをフードにあしらったN-3B風のマウンテンコート

 10周年を一つの区切りとし、「11年目の27年春夏からはブランドを一歩進化させる」という。アンスリードアザーズを継続していくほか、新たにコレクションピースの企画などを検討している。



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