繊研新聞社が服飾系専門学校の学生を対象に行った「ファッション意識調査」(回答数1060人)で、ファッションの参考として「フォローしているインフルエンサー」について聞いたところ、ポップクリエイターのあさぎーにょさんが5年連続で1位になった。
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多くのファッション系や美容系ユーチューバーが上位に入り、著名な歌手やタレントの名前は減少。身近に感じる存在を支持する学生が増えているようだ。
1位のあさぎーにょさんは、ポップで温かい世界を表現するブランド「ポピー」のディレクター。SNSの総フォロワー数が400万人を超えるユーチューバーで、クリエイター系のファンが多く、この質問を始めてから不動の1位。今回も2位の3倍以上の票を獲得した。
2位のかきぶちもものさんは一重まぶたを生かすメイクや、ファッション情報中心に発信するユーチューバー。24年3位、25年2位と順位を上げ、今回も2位を確保。文化服装学院出身で、昨春からレディスブランド「モネピネ」のディレクションも始め、同世代の女性ファンが多い。
3位は独自のメイクやファッションで人気のインフルエンサー、ののちさん。自分らしさを貫く姿がZ世代から支持され、圏外から初のトップ10入り。4位は前年8位のうなさん。ティックトックのメイクやコーディネート紹介、ダンス動画が10、20代に親しみやすいと人気。5位のタン・シュアンさんは中国のキーオピニオンリーダーで、前年15位から浮上した。
6位かてぃさんは前年8位、同じく6位あのさん、リリさんは前年10位から上昇した。かてぃさんは元アイドルのミュージシャンで、攻めたメイクやファッションが同世代の女性に人気。歌手のあのさん、歌手で美容系ユーチューバーのリリさんは、等身大の言動で支持を得ている。
モデルで上位に入ったのは9位陽世(ひよ)さんと、10位の『ViVi』専属モデルのせいらさん。10位は5人で、英国の留学生活動画が話題の羽永(はな)さん、歌手で10代に人気の若手ユーチューバーMINAMIさん、ロリータ系インフルエンサーのくる実さん、キャバクラで働くインフルエンサーのしゅうさんが入った。
「ファッション商品の購入やスタイリングの参考にするSNS、情報源」(複数回答)の項目は、「インスタグラム」が3年連続で同率の84%で1位。2位の画像共有サイト「ピンタレスト」は51%(前年比4ポイント増)で、前回の3位から再び2位に浮上。前年2位だった「ティックトック」は49%で3位に後退した。
4位は「店舗やブランドのホームページやブログ」で23%(1ポイント減)、5位は「ユーチューブ」で13%(同率)、6位は「雑誌」で9%(1ポイント減)。雑誌は22年まで2位だったがSNSに押され10%を切った。
「ファッション商品の購入時、利用することが多いもの」を3択で聞いた項目では、「インターネット」は38%(3ポイント増)、「リアル店舗」35%(1ポイント減)、「同じくらい利用」25%(2ポイント減)、無回答2%となった。昨年までネットとリアル店舗がほぼ同率だったが、わずかながら初めてネットがリアルを上回った。
